女教皇 大アルカナ Ⅱ番 タロットの持つ意味
女教皇 The High Priestess
静と動をあわせ持つ理想の女性像く
“メインメッセージ”
普遍的、純潔、精神性の高さ、無意識の英知、潔癖、神聖、秘められた真実
正位置
知性、直感、秘密、賢い、神秘的、バランス、スピリチュアル
- 落ち着いており冷静な判断ができる
- 直観力や洞察力が鋭い
- 知的で重みのある発言ができる
- バランスの取れた知性でうまくいく
自分を見つめ直すことで新しい可能性が生まれる
自分の気持ちを正面から見つめ直すことで、自分らしく、正しい道が選択できるでしょう。
第一印象や直感を大切にすることで幸運が訪れるます。何事にも冷静で、不言実行を心がけるようにしましょう。
誰かに媚びたりするのはなく毅然とした態度で対応しすることが大切です。偏りのないバランスを考えた言動がポイントです。
逆位置
優柔不断、不安定、悲観的、考えすぎ、不安、ヒステリック
- 落ち着きがなく感情が不安定
- 神経質で、場の雰囲気に緊張感を与える
- 思い込みの激しさで誤解や失敗を招く
- うわべばかり気にして大切なものを見失う
精神的な不安定さからくる思慮のない行動に注意しましょう
ちょっとしたことでイライラし機嫌が悪く、辛辣な嫌味を言って相手を傷つけてしまいます。
自分自身が損をすることに気づかずに、ヒステリックに相手に非難し、あきらさまに不満を態度や表情に表すでしょう。
反対に、相手のお世辞を真に受けて自惚れ大切なことを見失います。そうした状況に陥らないよう自分の言動に責任を持ち、思慮深く行動することの重要さを告げています。
恋愛で女教皇が出た場合の意味
正位置で出た場合は相手との状況や関係性、将来性も冷静に理解した上での恋愛、また謎に包まれており時間をかけてお互いのことをよく知っていくという意味を持ちます。
逆位置で出た場合は相手を受け入れる準備が整っておらず、信頼性が欠けている。冷めた関係になりやすいので注意が必要と言えます。
絵のキーワード
女教皇
想像上の人物と考えられているローマの女教皇ヨハンナがモデルになったと言われています。
女教皇は「処女性」を象徴しており、女性の秘密や神秘性、受容性(素直に受け入れる姿勢)を表しています。
座っている姿
行動するより考えるということを表しています。作戦を考ええ、一旦立ち止まって状況を整理するということも言えます。
三日月
精神的な要素や洗剤的な本能や真理を表します。変化や曖昧という意味もあります。
十字架
意志の強さや忠誠心を表します。
トーラ(TORA)
女教皇が手に持っているものはTORAと呼ばれるユダヤ教の法律書を持っています。高い知識で理性的・論理的に物事を判断します。
「根拠や理論をもとに判断し、冷静に理性的に判断する」それには「高い知識や技術の習得」することが必要だが簡単には身につかないということを意味します。「隠された真実」にも目を向けるようにしてください。
垂れ幕
幕に描かれているナツメヤシ(男性の象徴)ザクロ(女性の象徴)を表します。
左右の柱
右のJと書かれた白い柱ヤキン(Jakin)能動性を表し、物事のプラス面、光(陽性)を示します。
左のBと書かれた黒い柱ボアズ(Boaz)受動性を表し、行動の否定や惰性と言ったマイナス面、闇(陰性)を示します。
両方を見ることで本当の姿が見えてくる調和を迎えるということを意味します。
プロから初心者まで幅広い層に愛用されおり、タロットカードの勉強をしたい方にもおすすめです。
初心者におすすめのタロット入門本です。
赤いバラは男性性(能動性)、白い百合は女性性(受動性)を表します。
足元の絡み合う赤いバラと白い百合が交わり新しく生み出す力(創造性)となります。